メモ  ノストラダムス Nostradamus 
        1503‐66

仏名ミシェル・ド・ノートルダム Michel de Nostredame。
医師、予言者。プロバンス地方、サン・レミの生まれ。父母ともにユダヤ人だが、キリスト教に改宗。
大学で医師免許をとると、ペストと戦い効果を上げるが、最愛の妻子をペストに奪われ、放浪の旅にでる。
47年再婚してサロンの町に落ち着く。
64年摂政カトリーヌ・ド・メディシスにより宮廷に招喚され、その子のフランス王シャルル9世の侍医となる。
彼の名が今日知られているのは、予言詩『諸世紀』(1555)の作者としてである。
四行詩節を連ねたこの長大な作品は、惑星の運動から得た予知と、神との交感による直観とによって書かれた。
洪水、疫病、飢饉、戦争などの異変が畳みかけるように語られ、世界終末の幻視も登場する。
その曖昧で不可解な表現が後世多くの解釈を生だ。     
The Portrait of Michel de Nostredame (Nostradamus),
a French Renaissance Medicine & Astrologer,
painted by his son Cesar de Nostredame
(1553-1630?) about 1614 A.D.
From Wikimedia project

予言と解釈  予言と解釈

ミッシェルを読み替えるとミカエルとなる。
彼は大天使ミカエルとして聖書の神に協力した。
コーランの預言に関係した。
諸世紀により、救世主の活動を助ける。
その功により、彼の子孫には幸福が約束されたらしい。



トップページへのボタン 前へのページへのボタン 次のページへのボタン