メモ 聖マラキ『教皇の予言』
        (1094-1148)
アイルランド生まれの聖マラキは、予言集『教皇の予言』で165代教皇のケレスティヌス2世以降の112人の歴代教皇について予言した。
執筆は1139年とされるが、公開されたのは1595年。
教皇の姓、誕生地、紋章、教皇に選出される前の地位などを象徴的に表現している。


予言と解釈  予言と解釈

教皇庁が滅びるか否かは大変革期を指導する救世主に対する態度に係わっている。
七つの丘の街とはイタリアの都市ローマのことではない。
現在の具体的な町に特定されるものではないと考えられる。
悪徳と道徳の退廃、金銭至上主義などなどに満ち満ちた腐敗した都市の象徴である。
そのような町の暴力と姦淫と犯罪と虚栄の罪に対しては恐るべき審判が下るのである。
現代人は自分の住む町がそうならないように心すべきである。



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