メモ  マヤ
「中央アメリカ,ユカタン半島からグアテマラ,エルサルバドルの太平洋岸までの地域に展開したメソアメリカの文化の一つ。
オルメカ文化やサポテカ文化から継承し発展させた独特の文字体系,天文暦数,宗教体系,
そしてマヤ自身の発明による持送り式アーチ工法による建築などがマヤ Maya文化の特徴である。
とくに古典期においてそれらの特徴は頂点を極めた。
たとえば,マヤ暦は精密そのものとなり,歴史的事件や定期的な天体観測記録を正確な日付をもって石碑に刻み建立する習慣は,
よほどの変動がない限り絶やすことがなかった。
このようにマヤ文化はメソアメリカの他の文化に比べて、学芸面に顕著な発達をみたのである。
………
 マヤ文化の経済的基盤が農耕であったことはメソアメリカの他の文化に共通するが,
従来考えられた焼畑農耕ばかりでなく,大規模な灌漑農耕も行われたと思われるデータが出はじめた。
現在もユカタン半島や中央部一帯で行われているカアンチェと呼ばれる灌漑農法や,
人工衛星からの写真によって発見されたベリーズ北部の低湿地の大水路網などから,
マヤ文化の経済的基礎が,大規模な集約農耕によっていた可能性が大きくなった。」
【平凡社世界大百科事典より】

ティカル2号神殿
ティカル2号神殿
Tikal Maya Ruins Temple II on the archeological site Tikal
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予言と解釈  予言と解釈

マヤ文化の精密な暦は、現在の西暦によると2012年の冬至の頃に人類の文明周期は大きな区切りを迎えるという。


これは地球に大変革が起こり、2013年から新世界の胎動が始まることを示すと考えられる。
旧世界では、新世界成立の時期は秘密にされてきた。
マヤ文化は中央アメリカという、旧大陸とは隔絶した新大陸に孤立してあった。
そのため、旧大陸では秘密にされた新世界に関する真の時期を隠すことがなく、現代に読み解かれたのである。



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