新世界

大峠を乗り切った人類は新世界に新文明を建設する。
新経済システムが全世界に実施されて貧困が追放されるとともに、経済生活が楽になる。。
世界政府と世界連邦が地球を平和的に統合する。
新しい哲学・思想が柱となって、精神文明が復活する。
日本はムウ帝国そのものの繁栄期を迎える。
環境にクリーンな輝ける未来都市群が出現し、大宇宙への進出も始まる。
これらにより、人口爆発・資源枯渇・地球環境問題が根本的に解決される。

栄光の日本と世界連邦の世界である。
私の描写の筆は拙いので、
「アポカリプス666」(ジーン・ディクソン著、自由国民社刊)より、引用する。


この新しい世界には、かつての不潔ですさんだ都市にかわって、
大いなる宗教、学問、産業、芸術の輝ける中心がつくられることでしょう。
産業や交通は、私たちが環境に則し霊的遺産と調和して生きていくことを学ぶにつれ発達することでしょう。
教育は、再び、大人となるべき若い男女に人間の価値を教え、
神のみに許された才能を、人間もまた、偉大な神の計画を実現するために開発し、用いることができることを明らかにしてくれます。
過ぎ去ったばかりの恐ろしい過去、忘れようにも忘れられない過去を思い出して、世界中の人々はお互いに愛し合い、
また無数の鳥や獣、昆虫や魚といった動物界、あるいは植物界と調和を保って自然の中に生きることがいかに大切であるかを悟ります。
排泄物や廃棄物は、肥料、建築、再生品として再び用いられることでしょう。
汚染や廃棄物という言葉が科学から姿を消し、環境問題は解決されるでしょう。


世界の人口は、恐るべきハルマゲドンの大いなる災いののち、再びゆるやかに増えます。
マルサスの憂い、人口問題は二度と起こりません。
私たちは今まで知らなかった新しい金属や資源に驚きます。
原子力、重力、磁気エネルギーは私たちの生活や産業を変え、
そればかりでなく、今は想像もできない遠距離の宇宙旅行を光速に近いスピードで楽しむことさえ可能にしてくれるでしょう。
医学の進歩によって、私たちは癌や心臓病、あるいはよくある風邪すら克服します。
神経系の秘密も明らかにされるでしょう。
未来の外科技術は電気化学的な方法で行われるようになります。
生命の起源や宇宙作用により活性化する細胞のしくみが明らかになって、器官の移植が安全になり、
さらに新たな器官、身体の一部を新たに形成することも可能になります。平均寿命は飛躍的に伸びることでしょう。
頭脳の神秘も解明されます。
自動制御理論は、現在の私たちの想像をはるかに越えて発展します。


ゆるやかに編成された世界政府はグローバルな問題を見守ります。
しかし世界政府を構成する各独立国は、現在の合衆国の州やイギリス連邦に属する国のように独自性を保っています。
この新たな連邦は地球的規模をもち、本当の意味で国際連合といえるものです。
各国間の貿易上の制限は軽いものであり、それも目的がはっきりしていて、範囲は限られています。
各個人の社会生活は今よりずっと人間的で威厳があり、責任をともなうもので、これまでのいかなる自由と比べてもはるかに自由です。」



但し、私の考えでは、原子力は原則として廃棄されるし、宇宙船は光速を越える。


 が実現する。



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