メモ モルモン教
        Mormons


Joseph Smith, Jr.
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「末日聖徒イエス・キリスト教会 Church of Jesus Christ of Latter‐Day Saints」の俗称。
1830年スミス Joseph Smith Jr.(1805‐44)によって創立された。
スミスが1820年以後啓示を受けたとされる『モルモン経 Book of Mormon』を旧新約聖書と並ぶ経典として重要視し、
神の国がアメリカ大陸に樹立されることを信じる。
ニューヨーク州で始まったが迫害を受けてオハイオ、ミズーリ、イリノイなどを経て、47年安住地ユタに入った。
その間、特異な教義と慣習の故にスミスは暴徒に襲われて死んだ。
しかし、ソルト・レーク・シティを中心に、後継者 B. ヤングBrigham Young(1801‐77)の指導のもとに独特な共同体を建設した。
とくにその多妻結婚制度で有名であるが、90年に連邦政府の勧めによりこの制度は公式には廃止された。
正統的キリスト教からは異端とみなされている。
【平凡社世界大百科事典より】


予言と解釈  予言と解釈

モルモン教祖が神と交信しなかったとは言わない。
しかし、これも自国が千年王国になることを望むアメリカ人が預言を曲げた例である。
インディペンデンス(独立)、いかにもアメリカ人の好む名前である。



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